「沈黙のパレード」 |
2019年4月15日
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東野圭吾さんの「沈黙のパレード」は
最初のうちは少し退屈になったけれど
被害者家族やその周りにいる人々が
行動を起こし始めたあたりからおもしろくなって
440ページの長編がさくさく読めました。
ドラマの影響で、湯川学のセリフは
福山雅治さんの声で脳内アフレコしてしまうのです^^;。
人々の情が丁寧に描かれていて
それぞれが「誰かのために」という思いが
複雑に絡み合って事件が起きます。
真相が明らかになるにつれ
期待通りのどんでんに継ぐどんでん
さらなるどんでんがありました。
ガリレオ先生が真犯人に話した
「愛する女性のために、すべての罪を背負おとした男がいたんです。」
これ、「容疑者Xの献身」ですよね(*^▽^*)。
東野作品との出会いの作品で
もう最終章では大泣きに泣いたし
今も一番好きな作品です。
久々のガリレオ先生は
随分と人間っぽくまあるくなったなぁなどと感じました。
「沈黙のパレード」もきっと映像化されるのでしょうね( •ॢ◡-ॢ)-♡
トリックはもちろんのことパレードや
ガリレオ先生がアコースティックギター
(ギブソンというのだそう)を奏でるシーンなどなど
映画になったらきっと楽しいことと思われます。
投稿者 rin5chan : 2019年4月15日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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