「ショートショートドロップス」 |
2019年4月2日
|
新井素子さん編集の
「ショートショートドロップス」は
女性作家によるアンソロジーです。
宮部みゆき「チヨ子 」が最高に好きでした。
宮部さんのファンタジー系は
「過ぎ去りし王国の城」が印象に
残っていますがこのショート小説にも
現代社会の問題や辛さが描かれていました。
何かを大切にした思い出。
何かを大好きになった思い出。
人は、それに守られて生きるのだ。
なんか、なんかわかります。
三浦しをんさんの「冬の一等星」も大人と子供の
友情が守られた感が良かったです。
淡い恋心と桜咲く公園と鯛焼き
辻村深月さんの「さくら日和」も
せつなくて可愛くて好きでした。
SFやサスペンス、ホラーも
ドロップのごとくな文章で楽しく読めました。
投稿者 rin5chan : 2019年4月2日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
« 「令和」|メイン|春の和田屋さんウェディング »