「麦本三歩の好きなもの」 |
2019年3月29日
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住野よるさんの「麦本三歩の好きなもの」は
「図書館勤務の麦本三歩のなにげない日常」と
紹介文通りおっちょこちょいな女の子の
穏やかでゆるーい日々のほのぼの系
だと最初は思いました。
けど、読み進むうちに「けっこう深い!」
と、感じるとこがいくつもありました。
三歩の好きなものが章ごとに
テーマになっていて
「麦本三歩は君が好き」では泣けます、かなり。
「(略)君を好きなままの私が、少なくともいるから、安心して、(略)」
この前後の言葉をかくとネタばれになるので
かけないのだけどとにかく感動しました。
三歩の友人を思う優しさは、なんてあたたかく
そして人を勇気づけられる強さがあるのでしょう。
三歩の成長してゆく様も好きでした。
まったりされたいかたにオススメの一冊です。
投稿者 rin5chan : 2019年3月29日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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