「愛なき世界」 |
2019年3月26日
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三浦しをんさんの「愛なき世界」は
料理人と研究者、登場する人々が
みな優しく愛にあふれています。
ビストロの大将は厳しいけれどいい人で
お芋を育てる教授の芋愛は微笑ましく
殺し屋風の松田教授の友情の話には
うるっときました。
苺のツブツブは種ではなく果実で
果実と思っていた香り良い赤い部分は
めしべの土台の茎のようなものだそうです。
そして、苺は野菜なんですって。
泉野には家庭菜園をされているお家が多くて
私は徒歩か自転車での通勤なので
草花から季節の訪れを知ることがあります。
特に野菜の花や実が好きで
苺の白い花を見つけた時は
なんと愛らしいことかと健気に育つ姿に感動しました。
「地球上の生物はみんな、光を食べて生きてる」
これいい言葉です、うつむかず前向きに
と、植物を通して愛について考えるお話でした。
投稿者 rin5chan : 2019年3月26日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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