「猫のためいき鵜の寝言十七音の内と外」 |
2019年3月11日
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「猫のためいき鵜の寝言十七音の内と外」は
テーマごとにエッセイと俳句が綴られいます。
まず第一章、集団就職をする子供の章で
泣けるのです。
12歳とか15歳くらいで親元を離れ
自立しなきゃならなかったって
親もどんなにか辛かったろうと涙が出ました。
昔の人は大人になるのが早かったことでしょうね。
著者の正木ゆう子さんは毎年、
長野まで鷹の渡りを見に行くのだそうで
旦那さんから「去年も見たのに」と言われた時の
昨日ビールを飲んだら、今日は飲まなくていいのか。
という返しに吹き出しました。
桜も毎年観に行きますものね(*^▽^*)
正木さんは日本酒が好きで
ふだんはペンより重いものは持てない私が、
一升瓶だけは片手で持てるのが不思議である。
あははあはは!
わかるわかる!
そして、猫好きさんでもあって
この世に猫を抱いて眠るほど気持ちのよいことはない。
まったく同感です。
愛猫ちゃんをお布団の中で
抱っこして眠ったこと今も良き思い出です。
言葉も綺麗で心が穏やかになれる一冊でした。
投稿者 rin5chan : 2019年3月11日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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