「京洛の森のアリス」 |
2018年6月17日
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望月麻衣さんのファンタジー小説
「京洛の森のアリス」は哲学的でもあるのです。
本好きの主人公が天職を探すお話で
いろんな童話が出てきます。
私が幼い頃、好きだった絵本は
「カエルの王子様」です^^。
一番印象に残っている絵本は
「泣いた赤鬼」で悲しい結末では
子供心にも理不尽さを感じたのを覚えています。
心根優しい赤鬼と青鬼が
可哀想すぎて小二の私は大泣きしました。
なんなら「せつない」という感情を
初めて知った時かもしれません。
「京洛の森のアリス」は糺すの森が
京洛(パラレルワールド)への入口で
そこは、自分を偽らないで
生きることこそが大切とされる世界です。
禍々しいもの注目すると引きずり込まれて、自分の波動も下がる
と語られる時はなるほどって思えました。
楽しんで仕事をすること
人から必要とされることで
望んだ姿になれるというおとぎ話の
読後感はすがすがしいものでした。
軽い読み物がほしい時に良いですね、
けっこうオススメです。
投稿者 rin5chan : 2018年6月17日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »