「ボイルドフラワー沸点桜」 |
2018年4月15日
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「ボイルドフラワー沸点桜」を
桜が満開のころに読みました。
物語は現代と25年前が交互に描かれます。
バイオレンス系が苦手で
読むのをやめようかと
何度か思ったのですが
冒頭に、現代の穏やかな生活ぶりが
描かれていたのでハッピーエンド約束の
保険あっての安心で読みすすみました。
クセの強い女性二人の逃避行で
兼六園も出てきますよ。
先日、石川門にてスマホで撮った桜です^^。
この作品で日本ミステリー文学大賞
新人賞受賞された北原真理さんは
主婦と知りびっくり!
キルビルみたいな格闘シーンや
風俗のシステムや闇社会の陰湿な感じを
どうやって知ったのだろかって思いました。
結末は「だーいどーんでんがえし」ありです。
あと、作者が本当に海が好きなのが伝わってきました。
ハードボイルド小説で硬い表現が
続く中、海にかかわる描写だけは
柔らかく優しげでしたから^^。
投稿者 rin5chan : 2018年4月15日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »