「忘れたふり 」 |
2018年6月2日
|
吉本ばななさんの「忘れたふり 」は
嗜好が強すぎる章もあるし大笑いも度々で
しっくりきた章では顔が水浸しになりました。
常に新しいもの好きで、現場が好きな人、
楽しそうに働いている人がやはり
どんな時代も常に最強でしたね。
最終章近くでは、心に刻んで
おきたい言葉を見つけました。
気持ちが高まった時
「ホントだ、ホントだなぁ」って
言いながら自然に掌が誌面を
何度も撫でていました。
「肝に銘じなきゃ」そう思ったのです。
さて、ばななさんは金沢がお好きなようです。
ひがし茶屋街のお寿司屋さんもでてきました。
金沢出身の人たちがあまりにも
控えめに、しかし明らかに地元を
誇らしく思っているような
雰囲気なのがよくわからなかった
私さえ、「これだけ豊かな場所だったら、
少しくらいそのことを自慢しても
しかたないな」という気持ちになりました。
地元に誇りを持つ金沢人わかるわかるです。
なにからなにまで豊かで、ぶりぶり
キラキラしていて、質が高くて。
金沢のお菓子が見た目も質もパッケージも、
とにかく総合的に異様なクオリティ
昨日は、金澤神社さんで
「お水取り」の儀式がありました。
百万石茶会では、この金城霊澤の
お水で点てたお茶とお菓子が呈されます。
お祭りで金沢にいらっしゃったかた、
クオリティ高い上生菓子を召し上がってくださいね。
投稿者 rin5chan : 2018年6月2日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
« ご両親に感謝の日の結婚式|メイン|鱗のように光る川面に »