金澤花手毬こぼし |
2018年1月15日
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金澤花手毬こぼしがデビューです。
お上品なお顔。
なんともほっこりと愛らしいことです。
お衣装の柄の特徴を刺繍で表現していただきました。
見つめあっていただきましょう。
後ろ姿には幾何学模様が描かれています。
幾何学模様には「幸福が集まるように」
「健やかに成長しますように」と
いった想いがこめられているといわれ
加賀では古くからお嫁入りに
花手毬を魔よけとして贈る習慣があります。
三代前田利常公のもとに嫁いだ
徳川家康公の孫娘の三歳の珠姫様の
花嫁道具に手毬があったことが始まりで
珠姫様が人々に慕われたことから、
加賀百万石の城下に広がったそうです。
母親が「娘の嫁ぎ先での幸福」を祈りながら
また、年頃になると「やがて生まれる子の健康」を
祈って手毬のかがりかたを学んだそうです。
金澤花手毬こぼしは着物の柄の
特徴を一針ひとはり心をこめて表現します。
お宮参りや七五三や成人式、
思い出のお着物での制作もたまわります。
投稿者 rin5chan : 2018年1月15日 カテゴリー: オリジナルアイテム達 | コメントはまだありません »
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