皇室アルバムのよう |
2017年11月14日
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和田屋さんで紘さん&美優さんの
秋芍薬祝言がありました。
窓の外にはみごとな錦の屏風です。
お二人がめされた紋服と白無垢の
金澤祝言こぼしをセッテングしています。
こちらは、打掛柄の金澤祝言こぼしです。
打掛は秋山章作の本手描き友禅「天寿豊鶴」です。
帯山にあるグラデーションの芍薬を水引で表現しました。
オリジナルデザインの金澤modern水引の
ミニこも樽で鏡開きされました。
大鯛の唐むしです。
武家文化の国らしく、切腹を思わせる
腹開きではなく背開きにした
雄鯛と雌鯛が腹合わせになっています。
ご両家ともほがらかなご親族様で
お酒のお好きなかたも多く
私も日本酒談義に少しまぜてもらいました(*^▽^*)。
厳かに杯ごとと謡で始まった祝言は
小さいお子様達の笑い声もなごやかで
皆様、お食事とお酒を大変
楽しんでいらっしゃいました。
その昔の婚家で執り行った家婚式は
きっとこんな感じだったのではないかしらと考えていました。
ご親族紹介の時の一言が皆様
ユーモアとウィットに富んでいて楽しいことでした。
あとで、おばさまに
「結婚はロマンとガマンですね」と申し上げると
「覚えていてくれたの^^」と喜んでくださいました。
なかなかの格言なのでこれから先も
お言葉を大事にします!(^^)! 。
お庭で集合写真を撮ったのですが
和装のご婦人も多く「皇室アルバム」のようでした^^
お手伝いの未樹さんが撮ったお庭です。
幾種類もの苔があって。
お客様をお見送りの頃には、
灯籠に明りが燈っていっそうゆかしい風情です。
お見送りの時、皆様から
「お料理が美味しかったよ、
楽しかったですよ。」とお声を
掛けていただいて感動でした。
ほがらかなご親族様の穏やかな宴の
お仲間に入れていただきましてありがとうございました。
紘さん&美優さんいつまでもお幸せでありますように。
追記
私も芍薬柄の帯に芍薬モチーフの
九谷焼のかんざしを選んでテーマによせてゆきました。
投稿者 rin5chan : 2017年11月14日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース | コメントはまだありません »
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