「黒い結婚 白い結婚 」 |
2017年8月13日
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「結婚は墓場か、楽園か」というサブタイトルの
七人の作家によるアンソロジー両A面の
「黒い結婚 白い結婚 」を読みました。
半分くらいのところで活字が
逆さまになっていて製本ミスかとびっくりしたら
ああ、白い結婚は裏から始まるんだねでした。
黒い結婚から読みました。
深沢 潮さんの「かっぱーん」は
現実にこういうことがあるんじゃないかしらと
うすら寒くなりました。
そして、白い結婚へと。
成田名瑠子さんの「いつか、二人で。」が
大いに泣けました。
七つのお話が綴られているのですが
この作品だけ読めたら十分っていうくらい満足でした。
読後、なんとも優しい気持ちになれます。
辛いことがあってもきっと
報われる日が訪れるんだって思えました。
アンソロジーとは、「異なる作者による
詩文の作品集」ということですが
「いつか、二人で。」は、風や光を
感じることができる詩のように美しいお話でした。
結婚は墓場か、楽園か
黒い結婚から読むか、白い結婚から読むか。
オススメのは黒から白へです(^O^☆♪。
金澤syugenはお盆も変わらず
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お問い合わせくださいますように。
投稿者 rin5chan : 2017年8月13日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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