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「私のなかの彼女」
2017年1月7日

角田光代さんの「私のなかの彼女」は
80年代90年代の時代背景バブルあるあるが
いっぱいで懐かしさも感じました。



主人公が、祖母の書いた本を見つけ、
祖母が小説家になりたかったことを知り
「なぜ書いたのか」「どんな人だったのか」を
探り自分も小説を書き始めます。


祖母の関わった人達のことや
どんな人生だったのかをたどりながら
自分のルーツを明らかにしたいと願うのです。


「才能は誰からも奪われない。
それができるのは自分だけだ。」


小説の中にあったこの言葉が好きです。


恋人に依存してばかりでうまくいかないことを
人のせいにして「何をしてもみたされない」と
どこか卑屈な主人公が、しっかりと
自分の意思で飛び立つ(文字通り)という
成長の物語は結末が清々しいことでした。




さて、ウェディングプロデュース金澤syugenのルーツは
金沢の素晴らしい文化を残してくれた
先人への感謝、そして、受け継いだ文化を
次の時代へと繋げてゆきたいという思いです。



金澤syugenのシンボルは「石川の県音」である
ベンガラ格子のデザインにしました。


こちらは、祝言の日に私 淳ねぇ女将の着物の
帯を彩るシンボルの帯飾りです。



日本でただ一人の飾りかんざし職人さんの
三浦さんに作っていただきました。


今年、金澤syugenは十周年を迎えます。
金沢の美しい街並みで伝統とモダンが
融合する新鮮で斬新な和婚で
数多くの感動を誕生させてきました。
これからも「金沢の古き婚礼のしきたりを
今のカタチに再現する祝言」を心をこめて
創作してまいりますので
どうかよろしくお願いします。

投稿者 rin5chan : 2017年1月7日 カテゴリー: オリジナルアイテム達, 気まま図書館 | コメントはまだありません »

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