「唄われよう~ わしゃはやす」 |
2016年9月11日
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2016年「おわら風の盆」reportの二日目は、鏡町です。
花街だったこの町の踊りには艶ぽさがあります。
鏡町での最終演舞です。
円陣組んで気分盛り上げている演者さん達。
男踊りの中に女の子が二人いました。
決してぶれません。
直線が曲線の美しさを際立たせる。
女性らしい優しげなしぐさです。
農作業の身ぶりをとりこんだ踊りです。
高橋治さんの「風の盆恋歌」の中で
「この踊りには足音がない。」とあります。
確かに、力強さありつつも石畳に静かに着地されるのです。
踊り手さんも奏者さんもきっと
たくさん練習されたことでしょうね。
素晴らしかったです( •ॢ◡-ॢ)-♡。
幻想的な風景にほんの一瞬、
ふわりと浮世を忘れるような時間でした。
壮言とも感じる「唄われよう~ わしゃはやす」の
合唱が石畳の坂の町に響いた時の感動は大きく
今なお、美しいその響きが耳に残ってはなれません。
2012年組さん組さんの順也さんと会えました。
笑顔がいいね(*^▽^*)。
鮎美ちゃんは?と聞くと
「歩くの嫌だから家にいるって^^」
脚立持ってイキイキ少年のような瞳で写真撮る順也さん。
このわずか三日後、お仕事で海外へとご出立。
スーパーハードだ!
けど、順也さんには自然なことなんでしょうね。
順也さん&鮎美ちゃん「宝づくし祝言」Happy Reportです。
http://www.kanazawa-syugen.jp/happy/index.php?id=184&cat=cat2
こちらは、順也さんのお友達でいらっしゃいます
“おわら風の盆写真館館長”のTさんの作品です。
「モーセの十戎」をふと思い出しました。
八尾観光大使的活動されるTさんが、この町を
こよなく愛していらっしゃることが伝わってきます。
本当にお世話になりましてありがとうございました。
時折、爽やかな秋の風に頬をなでられる
お祭りの夜を楽しみました。
東新町の通りではゴーっと「エンナカ」の
大きな水の音が風情あることです。
エンナカの音は「残したい日本の音風景100選」に
ランクインしているそうです。
八尾は坂の町、水の町です。
地かたさんが三味線の音をあわせているから
きっと、もうすぐ踊り流しが始まります。
明日は、東新町から諏訪町へとご案内します。
投稿者 rin5chan : 2016年9月11日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »
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