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蚕起食桑の頃のウエディング
2016年5月3日

こちらの藤棚も毎年、楽しみにしています。



藍色に空が染まりだす少し手前の頃、
館の灯りもぬくもりあって風情あることです。

72節季、蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)の頃の
結婚式をご紹介します。
「蚕が桑の葉を盛んに食べて成長する時」だそうです。

一也さん&加代子さん



ひがし茶屋街にて和装の撮影
21世紀美術館でウェディングドレスをめされました。

康夫さん&文佳さん



白山比咩神社さんの新緑の杉木立の中
和田屋さんへと歩まれました。

ヒロちゃん&佳代ちゃん



老舗料亭さんのお庭は風格あることです。

トールさん&なっちょ



兼六園の初夏には鮮やかなカキツバタが咲きます。

恭介さん&紗弥香ちゃん



浅野川の水サラサラと。
お引き振袖の柄とお揃いの芍薬をお髪に飾って。

ラードさん&ヒロタン



薔薇の花に囲まれて♫•*¨*•.¸¸♪✧
富樫の薔薇園はそばを通るだけでふくよかな花の薫りに包まれます。
薔薇が種類咲きます。
薔薇園でのお写真撮りは、六月まで楽しめます。

さて、蚕は絹の原料で着物になることも多いです。
私は、小学生の頃から
お茶とお花のお稽古に行っていたのですが
お正月やお茶会やお花の展覧会には
母が着物を着せてくれました。
年頃になると絹の着物を仕立てくれて
催しがあると毎回、新しい帯とともに着せてもらっていました。

私の家は決して裕福ではなかったのですが
着ることだけは贅沢をさせてもらっていました。
母は、自身の娘時代が着たくても
着れなかった時代だったことから、
娘に美しい着物を纏わせること
そして、それが叶う時代に幸せを感じていたのかもしれませんね。
母の日も近く、思い出しました。感謝です。

投稿者 rin5chan : 2016年5月3日 カテゴリー: 個性光るコーディネート・演出 | コメントはまだありません »

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