「リップヴァンウィンクルの花嫁」 |
2016年4月3日
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山のほうに淡いピンクのボンボンがみるみる広がりました。
あの桜のもとにはどうやって行ったら
いいんだろうなんて思いながらみています(*^▽^*)。
金澤syugenそばの竹やぶでは筍の準備でしょうか。
木蓮もふっくら咲き誇りました。
岩井俊二さん「リップヴァンウィンクルの花嫁」まさに奇想天外
おもしろくてイッキに読みました。
映像化された後だとその俳優さんの声で
読んでしまったりがあるので
好きな作家の作品は映像化される前に読みたい派です。
ちょうど映画化されるらしく黒木華さんが
ちょちょい番宣に出てくるため
(映画化されるから読もうと思ったわけでないので)
「黒木華さんの声で読んでしまうのはチト困る」
と、そういう番組はさけました。
読んだ後に、「リップヴァンウィンクルの花嫁」映画HP観て
安室役や真白役を演じる俳優さんを知り
「ふむむ」です( •ॢ◡-ॢ)-♡。
この小説は、「泣いた赤鬼」から始まります。
生まれて初めて本を読んで涙したのが「泣いた赤鬼」でした。
小学生の私は、青鬼が可哀想すぎる
赤鬼もどんなに辛かったろう。。。
と、胸を痛めました。
今思うと、もしかしたら青鬼は「好きな友達を幸せにしたこと」で
幸せだったのだろうか・・・・・。
とにかく、ハッピーエンドじゃないお話をいたいけな子供に
読ませないで欲しいものです。
「リップヴァンウィンクルの花嫁」は着地に救われました。
主人公が可哀想なまま終わったら後味が悪いものですから。
コミカルなミステリー、ラクチンに読めてオススメです。
投稿者 rin5chan : 2016年4月3日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »