地域ならではの様々な婚礼文化 |
2016年1月5日
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お正月、智史さん&枝里さんが
九州から打合せにお越しくださいました。
お二人は加賀の料亭さんにて
ご親族様とのお食事会をされます。
この日はご両家のお母様方もご一緒で
ギュギュっと打ち合わせさせていただきました。
智史さんのお母様は、熊本のご自宅から出立される折
「飯碗をお玄関で割る」という儀式をされたそうです。
婚礼にまつわるしきたりを調べていた時
京都や岡山でも同じような習慣があることを知りました。
他にも、「庭先でお嫁さんのお茶碗を割る」
「箸を燃やす」「後ろ向きで出立する」
「婚家に到着すると草履のはな緒をむしり取って屋根に投げる」など
その地域ならではの様々な習慣があったようです。
いずれも、「嫁ぎ先で幸せになって戻ることがありませんように」と
あたたかい願いが込められていたようです。
ヘアメイクの打ち合わせもこなされました。
色白の肌に紅をさすとふんわり華やかな表情に♪
挙式では、べっ甲のかんざし
お色直しでつまみ細工のかんざしを飾られます。
おしゃべりも楽しみながら変身♫•*¨*•.¸¸♪✧
枝里さんのお好きなお色とお花のモチーフで
金澤つまみ紗衣句かんざしの制作をすすめていますヽ(^◇^*)/。
枝里さんのお母様が加賀からお嫁入りされる折
親御様が「花嫁のれん」のお支度をしてくださったそうです。
「娘が肩身の狭い思いをしないように無理を
してくれたんだと思います」と。じーん。。。
優しい親心をうかがい知れるエピソードですね。
この思い出の「おしどり柄の花嫁のれん」は、
智史さん&枝里さんのお食事会のお席でご披露されます。
お二人の共通のご趣味がクラッシックということで
クラリネット演奏をご披露してくださいます智史さんは、
音楽もスポーツもお得意という好青年さんです。
和会場に生演奏、素晴らしいおもてなしの祝言になることでしょう。
小さい頃、枝里さんが遊んだという藤が丘公園での
お写真撮りも楽しみなことです。
お二人の祝言、心をこめて創作させていただきます。
投稿者 rin5chan : 2016年1月5日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース, 和ごころ文化 | コメントはまだありません »