1987年生まれ |
2015年10月23日
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今週、「傘をもたない蟻たちは」「家族スクランブル」読みました。
短編集は、婚礼シーズン繁盛期の
ちょっこっとずつのコマ切れ的な時間にも
読めて扱いやすいのです。
どちらも、作者が1987年生まれ
若い人の勢いある新鮮な感性素晴らしかったです。
『傘をもたない蟻たちは』はNEWSの
加藤シゲアキくんがかいたということで
ミーハー気分で読むことに。
が、けっこう夢中で読みまして
この中で「インターセプト」が特におもしろかったです。
結末が「世にも奇妙な」っぽくもありまして。
「undress」の中で“エンジェルナンバー”という言葉がでてきます。
数字にはメッセージがあってゾロ目は、
天使からのサインとのことです。
222は信頼、現実化
999は完結、使命
↑こういうゾロ目が偶然に目にとまったらそれは、メッセージなのだそう。
お釣りや通帳の残高、番号札などなど。
ちなみに、555は「人生の変化」なのだそう。
「傘をもたない蟻たちは」の表紙は特殊紙に、
雨のみが金で箔押しされているのです。
この紅茶好きです。
チョコ食べてからの一杯のお茶で本読むのが好き。
「家族スクランブル」は、短編集の中でもさらにショートショート。
思春期によく読んだ星新一さんを思い出しました。
後で知ったのですが、田丸雅智さんは星新一さんの孫弟子にあたるそうです。
お茶一杯飲むうちにひとつのお話が読めます。
この中にも「幸茶」というお話がありました。
着地(結末)にあたたかい気分になれるお話達でした。
投稿者 rin5chan : 2015年10月23日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »