光量を補う金屏風 |
2015年10月9日
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その昔の祝言は、夕方から日が暮れて始められたと言います。
婚礼だけでなく葬式・祭りも夜に行われたそうです。
それは、神と交信できるのは夜であるという考えが
日本人にあったからで、宗教儀式は
夜が更けて暗くなってから行われたそうです。
夜に蝋燭の光だけでは暗いので
婚礼の席や歌舞伎の舞台では蝋燭の光を反射させて
顔を浮かび上がらせるための金屏風をおいたそうです。
光量を補うものだったのですね。
今日から三日間は、金屏風前の
新郎新婦様のお写真の特集します。
剛さん&靖子さん
金屏風前で並んで、お客様をお迎えされました。
敬哉さん&美希さん
十二単に金屏風、雅すぎます。
康夫さん&文佳さん
和田屋さんでは高砂のお席に金屏風のしつらえがあります。
ユースケさん&美幸さん
艶やかなつぼ生けが金屏風に映えます。
恭介さん&紗弥香ちゃん
由緒ある料亭さんのお部屋で。
初彦さん&悠里ちゃん
金澤祝言こぼしを手に記念撮影にこたえるお二人です。
真一さん&志保さん
皆様にご挨拶されます。
寛世さん&麻希ちゃん
八松苑さんの本格和会場のお見送りで。
剛さん&ちーちゃん
二枚の屏風で一つの物語になる屏風です。
寛之さん&可奈ちゃん
金屏風前で笑顔も輝きますね☆”
雅臣さん&涼子さん
和モダンな演出でお見送りです。
敦司さん&美智子さん
金屏風にわらし柄が描かれています。
和也さん&雅さん
八松苑さんの本格和会場は柔らかな天然光が射しこみ
充分に明るいのですが金屏風で華やかさが増しますね。
金箔の制作日本一の金沢の代表的な工芸品である金屏風
金沢の婚礼は金沢の文化と工芸の集結と言えます。
明日は工芸品のことをかきます。
投稿者 rin5chan : 2015年10月9日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし | コメントはまだありません »
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