小矢部にて越中おわら節 |
2015年8月18日
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八尾の街は、「風の盆前夜祭」でにぎわっているようですね。
先日、お友達の裕子ちゃんと「小矢部アウトレットパーク」へ
行ってきました。
この日は、屋外広場で「おわら風の盆」のステージありました。
歌い手さんのかん高い声がよく通ります。
風の盆は町ごとに着物の柄が違い踊りも違います。
高橋治さんの小説「風の盆恋歌」の中で
(略)「この踊りは、動きの美しさより、
止まった時の線の美しさを見せるものなのね」
えり子が都築の耳にささやいた。
若い踊り子さん達の、静止した時の
しなやかさに引き込まれます。
ステージ観たあとは、裕子ちゃんとピザ食べました。
「裕子ちゃん記念に撮らせて~」の一枚。
「おわら風の盆」の前々夜祭くらいの感じが楽しめました。
直木賞作家の高橋治さんが1985年に出版された
「風の恋盆歌」その映画化から八尾の「風の盆」が
注目されるようになったと言われています。
今年、高橋治さんがお亡くなりになられ
小説を読み返すことに。
若い日の恋を30年想い続けてきた二人の想いにせつなくなって
鎖骨の下あたりがザワザワとします。
この感じがいいんだなぁ♫•*¨*•.¸¸♪✧
結末知っているのに涙とまらず。
坂道と大きな水音がする八尾の町
金沢の座敷にあるもてなしの赤い壁の座敷
白川村、白峰の風景が目にうかび
臨場感がさらに大きなものとなります。
「風の盆」は、日が暮れてからが踊りの見ごろ
街並みを彩るボンボリも町ごとにデザインが違い
個性があります。
坂道と水音があって「風の盆」の素晴らしさです。
今年も八尾の町に行きたいな。
投稿者 rin5chan : 2015年8月18日 カテゴリー: 和ごころ文化, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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