夢路の奥へと |
2015年6月7日
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金沢の街は、百万石祭りです。
漆黒の川に耀が揺れて
夢路の奥へといざなわれるような
浅野川の「灯ろう流し」の風景が好きです。
武蔵から歩いて久保市さんでおまいりしてから、
暗がり坂を降りて主計町へと。
浅野川大橋が水鏡に映っています。
あいにくの雨のため川の流れが早いのです。
梅の橋といさり火、かげろうのようにゆらゆらと。
「光りの柱」がきれいです。
これは、スマホで撮りましたが
きらきらと粒子が煌めいています。
2012年組さんのユキリコフちゃんとバッタリ出逢いました。
ユキリコフちゃんのカメラで撮っていただきました。
お写真提供、感謝です。
お祭りの後は、しっとりとした風情の
夜のひがし茶屋街へ。
こちらで出会った一人旅の英国紳士は
日本に三週間滞在され「東京・奈良・京都・広島・金沢」を訪れ
「富士」に感動し「秋葉原」に驚いたと^^;。
「ビートルズが好きです」と言うと
リバプールのまあまあご近所なんですって。
紳士は日本語で話されるのは地名のみ
なので、拙い英語(というか、日本語ミックスはなはだしい)で会話です。
「宮島の素晴らしさ」やお仕事のことも話せて
「楽しかったお礼に」とマジックも披露してくださいました。
「good luck!」とお別れしました。
これはある友人の言葉
「旅の楽しみは、地元の人との会話」と。
英国紳士に喜んだいただけたようでなによりでした。
襦袢に足袋にお草履、袋帯と小物で
「大人の浴衣」を気取り
しばし夢路の奥を漂いました。
投稿者 rin5chan : 2015年6月7日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »
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