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ドラエモンだったモコ
2015年2月22日

今日は、猫の日。
うちのモコは、今頃天国で
母さんに甘えているでしょうか。
生まれてすぐ人間の身勝手で捨てられて
お母さんと離れ離れになった子でした。



ウチに来た頃。



手枕して横になる姿が可愛い。
鼻筋通ったオトコマエくんでした。



ぬくぬく。



このねずみのおもちゃが好きでした。



まん丸にまるまって遊ぶモコ。



坊主のワキの下にもぐってゆくの好きでした。

坊主が、沈みがちの頃
親子のコミュニュケーションもうまくとれなくて、
坊主のお友達になればと捨て猫の里親になりました。
初めて猫をかった親子は
「子育て」するように協力して大切に育てました。

赤ちゃんでお腹を壊しやすいからと
毎回キャットフードをお湯でふやかして
丁寧にていねいにすりこぎでつぶすのですが
その間が「待てない」と騒ぐモコにゃん。

モコにちょっと眼やにが出ると
動物病院に走って。
自分は目が多少はれても市販の目薬
ぴっぴっとさしてすませておくのにね。

数カ月がたち、猫のいる生活にリズムができた頃
坊主は明るさを取り戻し
お友達と自転車で走り回るようになりました。

大事に大事に箱入り猫ちゃんとして育てたモコ
ノラのほうがノビノビ自由で幸せだったのかな。
と、考えたことも度々ありました。

それでも夜遅くなると「野生の顔」になるモコ。
だだっと走りだしたり
タンスにわざと騒々しい音をたててのぼってゆき
ドヤ顔で「かまってくれろ」と手をちょこちょこ動かして。
あの可愛いしぐさったらなかったなぁ。

夜一緒に寝ようと言っても
ぷいっと出て行って
明け方になると
悲しげに小さい声で泣きながら
頭をひくーくしてお布団の中に入ってきたモコ。
モコを抱っこして柔らかさとぬくもり感じながら眠ったことは、
生きてきた中で「幸せ」感じる瞬間だったなぁ。

神にめされたモコにゃん
昨年、モコの冷たく硬くなった遺体を
さわってもさわってもあきることなくて
撫でながらずっと話しかけました。
肉球は柔らかくて
「もっちゃん、このテッコできっかんこといっぱいしたね」
シッポさわって
「怖がりでシッポ太ぉくしてフゥーって怒ったね」
お腹は、死後硬直していても柔らかくて
「モっちゃん、ポンポンおおきいしここだけは柔らかいね」と
話しかけながら撫でても撫でてもやめることできませんでした。
今、やっと別れの時のことかけるようになりました。

「モコはドラエモンだったんだ。
ボクがもう『一人で大丈夫』って思ったから天国行ったんだ」
モコが亡くなって親子で泣いてしまうことが続いた日
坊主が言いました。
この言葉は、思いだす度(1日1回以上)に涙がでます。
「癒してくれた」っていうだけじゃなくって
「大切なこと」私達親子に教えてくれたニャンコでした。

今日は、猫の日。
時には、思いだして泣くことも供養と
夜は「家飲み」しながら大好きなモコの可愛かったこと
あれこれいっぱい思いかえすことにします。

投稿者 rin5chan : 2015年2月22日 カテゴリー: 猫メンタリー | コメントはまだありません »

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