天使の梯子 |
2014年12月3日
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今朝は、雪が降っていて
空は流れのはやいぶあつい雲におおわれています。
急に「明るくなった」と感じたら
雲のあいまから「天使のはしご」が
遠くの山に降りました。
「薄明光線」というそうです。
朝早くか夕暮れ時見えること多いです。
霰が強く降るとゆらゆらと揺れながら
幾筋もの光のはしごが西から東へと流れて行くようで
その幻想的な美しさ、窓際で見とれていました。
山を眺めることが好きです。
着物には自然の風景を文様化したものが多くあります。
淡く優しい藤色に遠山暈しの訪問着です。
金澤syugenでは、結婚式当日はプランナーも
和ごころを大切に和装にてご案内、
進行をつとめさせていただいております。
先日の金澤神社婚では、このお着物の組み合わせにて
おみさん&貴子姫のおそばで
お手伝いさせていただいておりました。
「着物の文様」の中で「遠山」の説明です。
遠山文様は、遠くに見える山並みの重なり合った様子を文様化したもの。
きものや帯には険しい山ではなく、
大和絵風の丸みのあるなだらかな半円形の稜線で山裾をぼかすのが特徴です。
と、あります。
こんなにも写実的に風景が描かれた民族衣装というのは
世界中で日本の着物だけなのだそうです。
四季の移ろいがある日本に生まれ
彩り豊かな自然美を纏える幸せを感じます。
投稿者 rin5chan : 2014年12月3日 カテゴリー: めしませ着物 | コメントはまだありません »
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