きものの文様 |
2014年4月11日
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金澤syugenのお着付けの先生の鶴ママが
「きものの文様」という本を貸して下さいました。
着物の「格式と文様」について詳しく記述あります。
ワタクシは結婚式お祝いの席での和装が多いので
おめでたい柄の袋帯が多くあります。
「亀甲に額当て」六角形の亀甲文様は
亀の甲羅の形に由来するもので長寿吉兆の象徴とされます。
「流水に小花」生命の源である一滴の水が
大海に注ぐまでを人生にたとえているそう。
「扇面に四季草花」菖蒲や牡丹が
裾広がりの繁盛と開運・福を招く。
「雪輪にふくらすずめ」染めの帯です。
雪輪取り柄、雪は清らかでめでたさの象徴だそうです。
「竹に籠目文」は籠の柄は魔よけの意があるそうです。
「花唐草」地を這うように伸びる唐草は
「生命力の強さ」を表現。
この二本は夏の帯です。
「沢瀉」矢じりにも似た葉が槍にも見えることから
「勝ち草」として縁起をかついだそうです。
紗欄 すくい織「胡蝶」
「源氏物語」の胡蝶の帖にも花園に舞う胡蝶がでてきます。
明日に続きます。
投稿者 rin5chan : 2014年4月11日 カテゴリー: めしませ着物 | コメントはまだありません »
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