「ニュー・シネマ・パラダイス」@劇場 |
2013年8月14日
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イオンシネマ金沢フォーラス「午前十時の映画祭」に
万障調節しまして行ってきました。
いつか映画館で観たいってずっと思っていた
「ニュー・シネマ・パラダイス」です。
鼻に優しいテッシュを箱ごと
そして、ストールも持ってゆき劇場の冷房寒さ対策も万全です(*^▽^*)。
劇場公開バージョンとは聞いていたけど
「えっ!?えぇ?」って感じ
「夢かいな?」ってくらい私の感動のツボんとこが
全部カットされていました。
アルフレードがエレナの伝言メモを伝えずの
ヤキモキしたりぐぐっときたりのところ全部カットなのです。。。
そこって、アルフレードのトトへの深い愛情を
うかがい知るとこでないの???
主人公が随分と大人になって
エレナと30年ぶりに逢えた時
「君はあいかわらず美しい」と言うトト。
ここで大泣きしていたのですが
完全版では、バッサリでした。
憧れのシーンを大画面で観た日にゃ
嗚咽になるんじゃないかって心配してた
その感動のシーンがです・・・・。
エレナの娘を街で見かけときめいたり
エレナの夫があのさえないポッチャと知ったり、、、
何より、再会すらないのです。
「少年と大人の友情」って、縦糸に
「ずっと思い続けたただひとつの恋」って、横糸
その糸達は、素材感違いつつ抜群に相性良く引き立てあっていて
ホッコリしたりキュンときたりで胸の奥が
ざわつく感じがとても好きでした。
そう、素材感の違いあればこその風合い
あったのではないかと思うのです。
あと、大人になったトトが年老いた母親に
「母さんは、若くて美人だった。
恋もできて再婚できたのに、なぜ?」と
問いかけるシーンも好きです。
子供が大人になって母親に「女性としての幸せ」を認められようになるというか
じんわり泣けるシーンでした。
ここもカットでした。
ラストシーン(キスのフィルムを見つめる)の
トトの顔(人柄)まで違ってみえました。
清潔感あるトトのよな印象で終わり。
完全版では、心に襞(ひだ)をいっぱいもっているからこそ味のある大人
そんな、トトの人間くさい感じが好きだったのです。
、、、残念。
それでも大画面で観たシチリア諸島の青い海は美しく
少年のまわりの大人達は優しくて
その時代生きたわけでもヨーロッパ行ったことあるわけでもないのに
なにか「郷愁」を感じ
帰り道、「愛のテーマ」の鼻歌うたいながら帰ってきました。
いつか三時間完全ノーカット版を劇場で観られたらいいなと願っています。
投稿者 rin5chan : 2013年8月14日 カテゴリー: 和婚プランナーの日々つれづれ | コメントはまだありません »
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