花魁 |
2013年3月13日
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古くから、女性の服飾の流行は花街(かがい)から生まれることが多いようです。
先日、NHKの歴史ヒストリアを観ていましたら
「花魁は江戸のファッションリーダー」
「吉原は文化の発信基地」と。
江戸時代、吉原の髪型などを庶民がまねて流行になったそうです。
この番組の中で「花魁」のシステムなどが紹介されていて
「実におもしろい」と関心を持ちました。
で、和様美プロデュースする金澤syugenですから知識としてあっていいかなぁと
「吉原はこんなところでございました」や
直木賞受賞の「吉原手引草」など四冊買って来ました。
「吉原はこんなところでございました」は
誰もが知っている大企業の役職の方や役者さんが実名でのっていて
語りかけられるようなリズムと古い写真もあったりで臨場感がありました。
関東大震災や東京大空襲にもふれていて
せつなくなる記述(予想はしていましたが)も多くあり
時々は、「いたみ」を感じながらも
吉原の歴史を、興味深く読みました。
吉原は戦前までは「伝統」や「しきたり」が守られ
江戸の風情が色濃くあった場所だったようです。
すきま時間を見つけて読みたいのですが
いったん東野圭吾「ゲームの名は誘拐」読んでおりました。
東野作品は、あいかわらずおもしろかったです。
ミステリーは読み始めるととまらなくて、早起きして本読みタイム作ります。
さて、「吉原花魁」という小説に
「背筋をぴんと伸ばし、胸を高々と張り、
まさに意地と張りを誇る江戸吉原の花魁の姿」というくだりがありまして
なにかスカッとする様なのだろうなと吉原の花魁道中に思いを巡らせました。
投稿者 rin5chan : 2013年3月13日 カテゴリー: 和ごころ文化, 気まま図書館 | コメントはまだありません »