金澤syugen
金澤syugen オフィシャルサイト
オフィシャルサイトはこちら 金澤syugen オフィシャルサイト
最近のエントリー
最近のコメント
アーカイブ
ブログ
 
「能登地震の夜が明けますように。」
2024年1月7日

2014年に白山比咩神社さん挙式の
康夫さん&文佳さんは能登にお住まいです。
ずっと気になっていたのでLINEの安否確認に
「無事」の文字をみた時は本当にホッとしました。

 

昨夜の文佳さんのコメントをご許可をいただき紹介します。

輪島で被災して家族と逃げました。
今は七尾の自宅に帰り、昨日から職場に出ました。
最初の状況と比べて光が指したとはいえ、
奥能登の状況はまだ、ほのかに明け方の光を
感じる程度なのかなと思ったりします。
報道記録として、被害状況は今後も残っていくでしょう。
私の感じたことを残そうと思う余裕ができました。
不謹慎かもしれないけれどちょっと幸せを感じた瞬間。

避難所の外で見た1月1日の星空が息を呑むほどきれいだったこと。
遠くには赤い光が一晩中続いたこと。
着物での避難所生活、重ね着が暖かく
腰紐上げると長さも調節できて良いこと。

ブーツの足元がモダンだなと。
元看護師長の母が当たり前に調子の悪い人
手助けする姿は
誇らしいと思ったこと。
ガチャガチャの台所に食べ物をかき集めて、
持って行けないお寿司を庭において母と
おかしな状況だなって言いながらしゃがんで
フォークでさして食べたこと。
おせちの残りを包んだ水玉のナイロン袋を抱えて
妹とありえないほど亀裂が入った道を歩きながら
さっきすれ違った自衛隊員さんに絶対に
おせちだってばれたってと、おかしくなったこと。
息子が僕たちって幸せな方なんだよね?って聞いてきたときに、
子どもの頃に小児病棟で小児がんの子どもたちと入院していて
そう思ったなって思い出したこと。
ほとんど寝れない、水とちょっとの食べ物しか食べない、
やや朦朧としつつもなんか元気っていう状況
他にも経験したぞと思ったら息子を生んだ直後だわと思ったこと。
自宅へ向かう道で対向車線の自衛隊車両、
救急車両の列を見て助けが行くんだとホッとしたこと。
まっすぐの電信柱とついてる信号機に感動したこと。
被災後はじめてお風呂に入ったときに
シャワーから出るお湯を見て嗚咽するほど泣けたこと。
手のひらですくう水がすごくきれいだったこと。
日の出がとても待ち遠しかったこと。

はやくこの能登地震の夜が明けますように。

向田邦子さんのドラマのように綴られていて
辛い状況の中で「おかしみ」「幸せの瞬間」を
見つけられるご家族のお姿に感動し涙があふれでました。

 

凜とした立ち姿の母上様、覚えていますともο(*´˘`*)ο。
たおやかな笑みの素敵なお母様でした。



結婚式の日のご両親です。

 

ボクとは2歳くらいの頃、一緒にランチしたね。
随分とお兄ちゃんになったね(ू•ᴗ•ू❁)。

 

文佳さんも医療職なのでご自身が大変な時も
早々とお仕事をされていらっしゃるのですね。
文佳さんはしなやかでありながらも芯の強い女性なのです。

 

文佳さんのご家族の記録に
”ぬくもり”と”情”をうけとりました。
辛い報道の多い中で前向きなれる
メッセージなのでブログに掲載させていただきました。
タイトルも文佳さんの言葉
「能登地震の夜が明けますように。」にしました。

 

一日も早く穏やかな暮らしが戻りますようにと祈ります、心から。

 

.o○° .o○°.o○° .o○° .o○° .o○° .o○°.o○°
株式会社金澤syugen
石川県金沢市泉野出町(ブライダルサロン)
076-214-4555(お問い合せ  8:00~20:00 土日祝営業)
金澤syugen
はオートクチュールの少人数の結婚式、
挙式、フォト婚のサポートもいたします。
衣装コーディネート、オリジナルアイテムのデザイン、
和婚式の会場紹介などポイントサポートもご相談ください。
叙情的なオリジナル和婚をプロデユースします。
お問い合わせフォームはこちらです。
.o○° .o○°.o○° .o○° .o○° .o○° .o○°.o○°

投稿者 rin5chan : 2024年1月7日 カテゴリー: 和婚プランナーの日々つれづれ | コメントはまだありません »

« メイン »

コメントをどうぞ