「君が手にするはずだった黄金について」 |
2023年11月7日
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「君が手にするはずだった黄金について」は
小川哲さんの私小説風短編集で各章に一人怪しい人が登場します。
ありふれた日常の出来事を細かく見つめ
承認欲求や記憶のすり替え合理化など分析しています。
瞬時にドラマチックな想像をする主人公の
思考がおっかしくて大笑いしました。
「嘘」の中でロレックスのデイトナにまつわる
想像はとにかくおもしろかったです。
電話で名前を名乗ると
「どちらの〇〇様ですか?」は言われたことって
みなあるのではないかなと思うのです。
主人公が哲学的難題であると感じ
「そもそも僕は何者?」と混乱する様子に笑いました。
読書という行為を「孤独な作業」「拷問」と言い
わがままな子供か面倒くさい恋人のように
本が傲慢に喚いているようだと感じているのは
なんとなくわかる気がしました。
そう、時に「離してくれない」って感覚になります。
すなわちおもしろい本に出逢ったってことで
それは、至福の時ですよね(ू•ᴗ•ू❁)
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投稿者 rin5chan : 2023年11月7日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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