「光のとこにいてね」 |
2022年12月12日
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一穂ミチさんの「光のとこにいてね」は住む世界が
まったく違う二人の少女が小学二年で出会い
四半世紀の思いをそれぞれの視点で交互に語られます。
女の子から少女へそして大人の女性へと成長する二人が
運命の糸を手繰り寄せるように再会を繰り返します。
家庭環境がどちらも問題があり過ぎて
切なく息苦しさを感じつつも互いを心の
支えにしながら生きてゆく健気な姿に救われます。
最近の小説に多い気がする親子の関係性のいびつさや
毒親の勝手さに嫌な気分になります。
なので、本筋ではない(たぶん)とこの家族愛の
あたたかさが際立ちわずか数行だったのに実直さを
感じ大泣きしたりもしました。
細やかな自然の描写が美しく鮮明に脳内で映像化しました。
「光のとこにいてね」という言葉がいつしか
相手の幸福を願う祈りの言葉になっています。
魂と魂でひかれ合うソウルメイトと言って良い二人の
462ページの物語は読後感は良しで私的にオススメです。
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投稿者 rin5chan : 2022年12月12日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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