「傑作はまだ」 |
2022年8月17日
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「傑作はまだ」は世間との関わりを持たない
引きこもりで社会不適合者の小説家が主人公です。
結婚せず認知もしなかった実子に
養育費を20年間送金しただけで
全く母子に関心を持たず暮らしてきた主人公。
ある日、25歳になった我が子が現われるのですが
母親の安否すら聞かないのですからそういう人が
いるのかしらんって疑問に思いました。
素直で社交的な息子と暮らすことで
主人公が少しずつ人並みの感情を持てるようにもなり
モノクロだった日々の暮らしに
ぽっぽっと色彩が加わってくる感じです。
おっかなびっくりに周囲の人とかかわりを
持っていく様子が不器用で可愛くもあり笑えるのです。
二人のやりとりは軽快で楽しく
周囲の人々優しさに感動します。
瀬尾まいこさんの小説はいつも穏やかでほっとします。
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投稿者 rin5chan : 2022年8月17日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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