「夜に星を放つ」 |
2022年6月12日
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窪美澄さんの「夜に星を放つ」には数々の
大切なメッセージがこめられていました。
「銀紙色のアンタレス」「真珠星スピカ」は既視感あり。
以前、アンソロジーに入っていて再読でしたが楽しめました。
「真夜中のアボカド」「湿りの海」「星の随に」には
コロナ時代の不自由さ閉塞感も描かれていました。
「星の随に」は父親の再婚相手と微妙な
空気に悩む小学生の男子が主人公です。
とても良い子で、小さい子にこんなに
気を遣わせていいものだろうか
心の傷になるのではないかしら
などと考えたら涙がでました。
父親はコロナで商売がままならず
実の母親は病院勤務で忙しく会えない
同居の母親は育児で余裕がなく
コロナもあってみなが追い詰められていくのです。
そこに重ね合わされるのが悲惨な過去の世界大戦です。
思う人に会えない寂しさや悲しみ、もどかしさや
やりきれなさ、そして希望も描かれていました。
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投稿者 rin5chan : 2022年6月12日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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