「連鎖犯」 |
2022年2月17日
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生馬直樹さんの「連鎖犯」は社会派ミステリー小説です。
姉弟が誘拐されるシーンに息苦しくなっても
無事に保護されることを知っていたので
なんとか読み進みました。
その後、姉弟が家に帰ってからの
母親へのバッシングと姉弟への偏見が
とてつもない言葉の暴力的でした。
誘拐犯罪そのものよりネグレクト、虐待、
貧困、養護施設のあり方、SNSの影響、
そして経済的格差による子供の学力や
適応能力の格差が描かれています。
第一部の最終、夜の海で姉弟に母親が
生まれる前に親を選ぶ権利があったら
良かったのにと話すシーンが泣けて
なけてしかたなかったです。
第二部の最終、わずかなページでどんでんがありました。
「雪と心臓」もそうでしたが不穏なキブンに
浸りながらの先が気になり夜更かしの一気読みでした。
姉弟のたくましさとカンの良さ絆の強さが際立っていました。
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投稿者 rin5chan : 2022年2月17日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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