「ブランド」 |
2021年9月5日
|
吉田修一さん「ブランド」 はエルメスや
ティファニー、サントリーなど錚々たる
ブランドの広告の短編小説&エッセイで
今まで読んできた吉田作品からは感じ取れない
世界観や人となりが伝わって来るようでした。
吉田作品との出会いは「悪人」「パレード」で
ボウズに貸してもらって読んだのがきっかけです。
今作で神宮外苑について書いている章で
ベンチにちょこんと座り(略)
たとえば殺人を犯した登場人物のセリフや
不倫中の女性の気持ちが、ころんと頭の中に落ちてくるのだ。
そっか、今まで読んだ小説のことを思い返し
作者自身も経験のなかろうことを読み手の
腑に落とし込んでくれた言葉達はそんな風に
生み出されていたんだなぁ。
東京のバーを舞台にしたエッセイが
続く章があって何軒ものおしゃれそうなバーが
出てきてどんな感じなんだろうって店構えとかを
想像するのも楽しかったです。
あ、この中でウェスティンホテルのバーで
飲んだことありますヾ(*・∀・)/。
バーで酒を飲むという行為は、
どこか本を読むのに似ている(略)
これすごーくわかります。
好きだったはずの作家さんなのになんだか
今日はページがすすまないということもあります。
エッセイで吉田さんがお酒を飲まない
女性にはがっかりするって書かれてあって
思わず「呑めます!たらふくいけます!」と
挙手でこたえたいキブンでした。
.o○° .o○°.o○° .o○° .o○° .o○° .o○°.o○°
金澤syugenはオーダーメイドの少人数の結婚式、
生家ご出立、挙式、フォト婚のサポートもいたします。
衣装コーディネート、オリジナルアイテムのデザイン、
和婚式の会場紹介などポイントサポートもご相談ください。
.o○° .o○°.o○° .o○° .o○° .o○° .o○°.o○°
投稿者 rin5chan : 2021年9月5日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
« i padお風呂You tubeで「送り風の盆」|メイン|金沢駅 鼓門は神々しいのだ »