「婿どの相逢席」 |
2021年7月28日
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西條奈加さんの「婿どの相逢席」は
江戸の仕出し屋さんを舞台にした時代小説です。
季節ごとの行事に合わせた注文が入り
そこに供される料理の描写が
香り立つように繊細で美味しそうでした。
子供が親の所有物かのような時代に
女だから男だから
長子だから次子だから
さらに、因習にガチガチに縛られていた人々が
婿どのの思いやりある行動に
心がほぐされていく流れが良かったです。
信用は、一朝一夕で育つものではなく
さらに、年月をかけて築き上げたものは
揺らぐことがないってのが腑に落ちます。
人と人との縁の不思議ってのを感じ入りました。
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投稿者 rin5chan : 2021年7月28日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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