「僕と彼女の左手」 |
2021年5月20日
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辻堂ゆめさんの「僕と彼女の左手」は
テンポ良きハートフルミステリーでした。
子供の頃の列車脱線事故のトラウマから
挫折する医大生と、右手が不自由で
左手だけでピアノを奏でる少女の微笑ましい
ラブストーリーでまったくミステリっぽさは感じられず💓
だったのが中盤以降、謎が膨らんでゆきます。
終盤、伏線回収で、あ、そか、そういえば、
そういうシーンあったね、そういうことね
っと、なるのす。
事故という題材ゆえに事故現場や心情の
描写とかで苦しくなるのかもと心配したけれど
登場人物がみんないい人で心があたたまりました。
終盤、泣いた泣いた大いに泣いた。
ところどころ文字からピアノの音色が
聞こえてくるように感じられる作品でした。
一気読みがオススメです。
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投稿者 rin5chan : 2021年5月20日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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