「天使と悪魔のシネマ」 |
2021年4月6日
|
小野寺史宜さんの「天使と悪魔のシネマ」は
おしゃれでコミカルなファンタジーでした。
死や霊の話だけど怖さはなく
時々、しんみりはするけれど
ユーモラスで優しい10個の短編集。
その中で「LOOKER」が特に好きでした。
10才の時に死んだ主人公が友人のその後を
見守っているという切なくも可愛らしいお話です。
人が若くして亡くなった時の残された人間の
痛みが静かに描かれていました。
登場する天使と悪魔に情を感じました。
人の運命は変えられないけど
ちょっとした「微調整」はしてくれるらしく
死は怖いものだけど少しだけ怖さが和らぎました^^。
誰かのために自分を犠牲にする人が現れて
ほっこりできたりもします。
運命の過酷さはあれどセンス良く
不思議な温もりを感じさせてくれる物語達でオススメです。
.o○° .o○°.o○° .o○° .o○° .o○° .o○°.o○° .o○°
金澤syugenはオーダーメイドの少人数の結婚式、
生家ご出立、挙式、フォト婚のサポートもいたします。
衣装コーディネート、オリジナルアイテムのデザイン、
和婚式の会場紹介などポイントサポートもご相談ください。
.o○° .o○°.o○° .o○° .o○° .o○° .o○°.o○° .o○°
投稿者 rin5chan : 2021年4月6日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
« 兼六園の水の音と陰影|メイン|尾山神社さん神苑の桜 »