「野良犬の値段」 |
2021年2月12日
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百田尚樹さんの「野良犬の値段」は
誘拐犯VS警察VSマスメディアの頭脳戦を描いた犯罪小説です。
前半はつかみどころがない感じだったのが
中盤からぐぐっとおもしろくなります。
残虐なシーンが何カ所かあってその描写が怖く
そのあたりは駆け足で文字の上を走り抜けました。
好感度によって利益が大きく左右されるゆえに
世論を気にしながら策略を重ねる政治家や企業。
損得勘定が働いてのかけひきや人事なんかも
からまっての三つ巴戦が痛快なのです。
ネットでやりとりしていても誘拐の身代金の
受け渡しだけは接触が必要です。
結末近くでの緊迫感あるシーンでは
私まで呼吸が浅くなって登場人物と一緒に
深呼吸を10回やって落ち着かせました。
ピリリと風刺がきいていながらも
ヒューマニズムドラマでした。
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投稿者 rin5chan : 2021年2月12日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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