「夜明けのすべて」 |
2020年12月7日
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瀬尾まいこさんの「夜明けのすべて」は
神経の病を持つ二人のW主演のお話なのですが
明るい文章で深刻にならずにほかほか読めました。
それぞれの病気の人が抱える問題や苦しみは
誰かと比べられるものではないし
本人にしかわからないものですが
女性なら誰しも、思春期、生理前、妊娠中、
産後に不安定になって自分の心と身体なのに
コントロールできず苦しんだ経験って
あるのではないでしょうか。
そんな時、気にしてくれる人が一人いてくれるだけでも
気が楽になりますよね。
表紙の砂時計はW主演の二人が相手を気にする
思いやり(時々は、おおいに迷惑でおせっかい)の
行き来のような気がします。
自分のことより相手のことがよくわかっていて
相手が喜ぶ姿を想像しワクワクする気持ち
辛いんじゃないかって心配する気持ちが描かれていて
互いに苦手だった二人が思ったことを
言い合える関係になるまでの過程が微笑ましいことでした。
自分の為には動けなくても
相手の為になら動き出せる
少しづつ暗い夜が明けていくような
希望に満ちた終わり方でした。
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投稿者 rin5chan : 2020年12月7日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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