「犬がいた季節」 |
2020年11月27日
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伊吹有喜さんの「犬がいた季節」は高校に
迷いこんだ保護犬を中心に生徒達の
昭和、平成、令和までが描かれています。
時々、犬目線が織り込まれているのが楽しいのです。
「人の匂いの変化は心の動きをはっきりと表す」と
匂いで生徒達の気持ちの変化を知るのです。
「匂いが一気に濃くなった」と恋心を
「香りが狂おしいほど悲しく」と重たい事情を
「狂おしいほどのせつない匂い」と動揺を察します。
F1の予選から本線への三日間は興奮しながら読み進めました。
(私もベネトンのTシャツ着たり文具使っていたものね^^v)
ヨーロッパの貴族のスポーツのカーレースおいて
日本のホンダのエンジンのマシンで
そして、スパニッシュ系のドライバーにて
優勝するということは偉大なことだったのですね。
人種差別のこととかあの頃、マジメに考えたこと
なかったですから、感動しました。
今更、青春小説にキュンキュンはないかな
っと、読み始めたらウルウルしっぱなしで
阪神大震災の章では滝涙となりました。
最終章の大人編がとにかく素敵なのです。
ネタバレになってはいけないのでかけませんが
憧れるな♫•*¨*•.¸¸♪✧
オススメします。
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投稿者 rin5chan : 2020年11月27日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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