「私は女になりたい」 |
2020年10月12日
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窪美澄さんの「私は女になりたい」は勝ち組
バツイチのアラファー独身の美容皮膚科医が主人公です。
14歳下の男性が現われてからは年齢を気にして
自身を卑下したり、時には若さに嫉妬したりします。
年を重ねると失うものは多く
で、自信も削られていくのです、確かに。
だけど年齢を理由に恋や仕事、新たな可能性を
諦めるは残念なことです。
この小説の中で一個そりゃーやっちゃぁーいけない
っと、思ったのは恋人を自宅に招き入れているとこ。
いくら同居していないからって年頃の子息が
傷つくのはごもっともで青年の胸の内の痛みが
描かれているシーンでは涙しました。
パトロン的な男性の生い立ち、母親への思いに
影響されてのその後の思考(嗜好も)がグロテスクでした。
それでも、作品の読後感は爽やかで主人公女性の力強さは
カッコ良く応援したくなりました。
年を重ね良いこともあります。
些細なことであっても幸せを感じられるし
感動の振れ幅が大きくなりました。
感動をしなやかに表現できる女性ってのが理想です。
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投稿者 rin5chan : 2020年10月12日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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