「片想い」 |
2020年7月31日
|
東野圭吾さんの「片想い」は600ページの
厚みに圧倒され我が家の本棚に積読状態。
けど、読み始めるととまらなくなって
二日続けての夜更かしをしての読破です。
表紙の「メビウスの輪」は、男と女は
裏と表ではなく、人はみな両方の面を
持ってるという象徴で性同一性障害が
大きなテーマとなっています。
性はグラデーションとは言い得て妙で
比率はそれぞれだけど、誰もが
男性の気質と女性の気質を持っていて
自身の中でシーンによっても男女比が変わる
そういったことを再認識しました。
ジェンダーに限らず、善人の面と悪人の面や
Sな時とMの時なども言えますよね。
一個だけ違和感をぬぐえなかったのは
美月の置いてきた我が子への想いです。
心にひっかかっているくらいではなく
いつも胸のうちに重たい石のような
暗雲をかかえて生きているはずで
そのへんの描き方だけはしっくりこなかったです。
終盤、主人公がかかえていた秘密と
スポーツマンの友情にホロリでした。
セクシャルマイノリティのかたへの深い配慮も感じました。
.o○° .o○° .o○° .o○° .o○° .o○° .o○°.o○°
金澤syugenは、お急ぎ婚、こぢんまり婚、
フォト婚、家族婚、パパママ婚、カジュアル婚、
家婚式スタイルもお手伝いします。
挙式サポート、ご自宅支度、和装コーディネート、
フォト、オリジナルアイテムのデザインなど
ポイントサポートもご相談ください。
.o○° .o○° .o○° .o○° .o○° .o○° .o○°.o○°
投稿者 rin5chan : 2020年7月31日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
« 雪や雨、桜も美しいウエディング|メイン|ご結婚の報告を受けて »