「稚児桜」 |
2020年7月13日
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澤田瞳子さんの「稚児桜」は能の演目を
題材にしているということで興味を持ちました。
最初、漢字や知らない言葉が多くて
どうしようって思ったけど
言葉も美しくリズムもしなやかで
平安の時代の情景がふわりと思い描けるようでした。
表題作の「稚児桜」は能の「花月」を
インスパイアとありましたが原作とは
まったく似ても似つかず、稚児・清水寺・
七歳・曲舞・父子の再会と言ったことのみが
共通しているようです。
読後、親に捨てられた子、子を捨てた親
それぞれの胸の内を思いばかり切なくなりました。
嫉妬、恨み、妬み、嫉み、復讐、情念、欺瞞、
うすら寒くなるような終わり方のお話が
多くイヤミス時代小説って感じでもありました。
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投稿者 rin5chan : 2020年7月13日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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