「アーモンド」 |
2020年7月20日
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ソンウォンピョンさんの「アーモンド」は
感情を持てないという障害を持った少年ユンジュのお話です。
暴力的なシーンに度々、嫌な気分になったり
ユンジュに恐れの感情もないがゆえの
行動にハラハラもけっこうありました。
終盤「あちゃー!」と声を上げてまいました。
ネタバレになってはいけないから書けないけど
そんな!理不尽な!って感情です。
小説を読んで泣くことや声を立てて笑うことは
あれど、叫ぶは初めてでした。
一章から四章へと主人公の挿絵の背景の色が
明るくなってゆくことで少年の心の成長を表現しているようです。
恋心や友情、大事なものを守りたいという
気持ちはとにかく尊いことで
明るい未来を感じさせる終わり方でした。
追記
ユンジュが映像と小説について思うことです。
映像の中の物語は、ただ撮られて描かれている通りにだけ存在している。
その世界に、僕が変化させられるものは何もないのだ。
本は違う。本は空間だらけだ。
ああ、そうか!私が小説を好きなのは
こういうことか!と思えました。
私が小説を読む時、モノの質感を想像したり
話し方や声質を描いたり
そういうふうに自由に脳内変化させることが
とても好きなようです。
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投稿者 rin5chan : 2020年7月20日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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