「夜はおしまい」 |
2020年2月25日
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島崎理生さんの小説って
切なくなったり息苦しくなったりします。
「夜はおしまい」の四つのお話も
もの哀しく痛みを感じるものでした。
「雪ト逃ゲル」は雪の金沢を歩く
回想シーンから物語が始まります。
「雪の兼六園が見られて良かったね、
綺麗だったから」と道ならぬ関係の二人が話します。
「正方形に切り抜かれた金沢21世紀美術館の
天井から本物の空を見ていた」という
シーンではタレルの部屋から
にび色の空を仰ぎ見た気分になりました。
繊細な描写に冬らしい金沢の
独特の湿度も感じられるようでした。
四つの短編は深い闇をもつ女性たちの愛が
儚げで甘美に紡がれていました。
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投稿者 rin5chan : 2020年2月25日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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