「ツナグ 想い人の心得」 |
2020年1月17日
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辻村深月さんの「ツナグ 想い人の心得」を読みました。
前作「ツナグ」では、あの世にいる
会いたい人について考え
今回は自分が死んだあと私を
思ってくれる人は誰なのだろうかと考えました。
前作のお話の中で、高校生の美砂と御園の章が
チクリと刺さっていた(え?こんな終わり方?
と、二人のやりとりを読み返しました)のですが
その美砂が一章にでてきました。
今回のその後がどうなるのかが気になるから
さらなる「ツナグ」の続編をかいて欲しいものです。
我が子を失った親の章が辛かったです。
どんな些細なことでも母親は自分を責めるものと
思うのでもう切なくて大泣きしました。
明るい未来が予想できる再会は清々しいことでした。
最終章では幻想的な美しい映像を
想像の中で存分に描けました。
「想い人や、大事な人たちと、同じ時間に
存在できるという事は、どれくらい尊いことか」
歩と同様に射抜かれる思いでした。
必要な人とは自然に繋がれる
すべての出逢いはご縁であると。
ウェディングという仕事柄もあって
実生活でも感じることです。
ご縁に感謝です。
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投稿者 rin5chan : 2020年1月17日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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