「着物憑き」 |
2020年1月5日
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加門七海さんの「着物憑き」は怪談ほど怖くはないけれど
因縁めいた少しゾクッとするエピソードもあります。
「東と西」の着物文化の違いについて
かかれた章がおもしろかったです。
東と西を比べ、さらに関西でも京都と大阪ではまた趣が違うと。
「細雪」の映像化では船場のお嬢様の
お着物が豪華なことでした。
金沢も独特の着物文化があると思うのです。
裾をすぼめて着るのは東京風で
着物と帯のあわせかたは京都っぽく
礼装でも普段着でもなくおしゃれを
楽しむ感覚は大阪に近いです。
紬はそれを纏う持ち主の体温や皮脂などで
仕上がりが大きく変わる、紬は育てるものであるとかかれています。
私も結城紬を持っておりますが
軽くて暖かくてふんわりと身体になじんで
着るたびにその着心地の良さが増すようです。
吉き文様の着物に縁起の良い柄の帯、
厄除けの伊達締、祈りを込めた紐を結び、
日本人の美意識が育てた伝統の民族衣装を
次の時代に繋げてゆきたいですね。
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投稿者 rin5chan : 2020年1月5日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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