能楽堂にて観能 |
2019年12月10日
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能楽堂の定例会に着付けの先生の鶴ママとでかけました。
「芭蕉」のシテは金澤syugenのオリジナル和婚で
お世話になっている佐野玄宜師のお父様の
佐野由於師でいらっしゃいます。
観賞後「(シテの)衣装の白掛下の
襟は露芝柄だったね。意味があるのかな」
舞台でその襟の紋様の美しさが際立ってました。
「芭蕉だからあの色(抹茶色)のお衣装なんだよね、きっと」
「後半の衣装、新しそうじゃなかった?」
などなど衣装話題でもりあがりました。
佐野先生にうかがいましたところ丁寧に説明してくださいました。
下に着付けに着ていたものは銀糸で露芝の柄になってました。
織箔と呼ばれるものですが、露芝の模様はよく使います。
芭蕉は紅無(いろなし)と言って前後とも紅の入っていない
装束を着るので、箔も銀になります。
紅有のときは金糸になります。(略)
能は、お衣装や和楽器にふれる楽しみもあります。
横笛の音色がとても素敵でした。
会場には和服のかたも多くいらっしゃいました。
この日、私は結城紬ででかけました。
帯留めはラインストーンで七つ星紋モチーフです。
こちら、鶴ママです。
去年のバースディにプレゼントした同じシリーズの
花かごモチーフの帯留めです。
開演前には本多の森散策もしました。
明日に続きます。
投稿者 rin5chan : 2019年12月10日 カテゴリー: めしませ着物 | コメントはまだありません »
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