
「ライオンのおやつ」 |
2019年10月29日
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小川糸さんの「ライオンのおやつ」は
死をテーマにしているのですが
ファンタジー感もあってあたたかな気持ちになれる物語でした。
余命宣告を受けた33歳の雫が選んだ
終の住処ホスピス「ライオンの家」は
柑橘の香りがする瀬戸内の海が見える島にあります。
「生まれることと死ぬことは背中合わせ」の
くだりが印象的でした。
「入り口は反対側から見たら出口」と。
ああ、なるほど
と、心地良く腑に落ちます。
「生きることは、誰かの光になること」
すでに意識が遠のいている車椅子の雫が
大切な人に「別れの悲しみではなく、
美しい海と空と光の記憶」を残してあげたいと
葡萄畑に行くシーンはもう顎先まで水浸しになりました。
夕食後、読みだしたら止まらなくなって
最終章手前では、嗚咽になるくらいに泣いて
翌日、目が腫れあがりました。
あと、最期に食べたいおやつは
何かなってあれこれ記憶のカケラを取り出し楽しみました。
心を浄化したい時に、繰り返し読みたいものです。
かなりのおすすめです。
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投稿者 rin5chan : 2019年10月29日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »