「人魚の眠る家」 |
2019年6月30日
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今日、6月30日は人魚の日なのだそうです。
「人魚の眠る家」は殺人もミステリーもない
新鮮な東野圭吾作品でした。
「心臓死と脳死」をどう受け止めるべきかを
深く考えさせられました。
我が子を事故で亡くす親の気持ちは
想像もできないものです。
「子供への思い」あればこその 母親の狂気、
ただ同じ立場になったとしても
とんでもない経済力がないと
このような展開にはなりようがないだろうと感じました。
脳死や臓器移植については
求めて知ろうとはしないことでしたが
移植医療や海外での臓器移植の問題など
分かりやすく理解出来て勉強になりました。
悲しく辛い話でしたが
薔薇のふくよかな香りが漂うようなエピローグは
希望が持てるものでした。
投稿者 rin5chan : 2019年6月30日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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