「嘘と約束」 |
2019年5月20日
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女性作家アンソロジー「嘘と約束」は
優しい嘘だったり、切ない約束だったり
それぞれのお話に謎が秘められています。
短篇なので展開もはやく
女性特有の繊細な心理描写が好きで
読み進めるのが楽しかったです。
毒もあります。
甘美ないくつもの嘘が繋がって展開する
近藤史恵さんの「ホテル・カイザリン」は
ぜひ、映像化して欲しいものです。
明治の洋館のホテルは各部屋が
シェイクスピアの戯曲をテーマにした内装や
薔薇のお庭や暖炉の質感など
空想するのもちと楽しい( •ॢ◡-ॢ)-♡
マクベス夫人は横顔の美しい女性に演じてもらいたいなぁ♫•*¨*•.¸¸♪✧
大崎梢さんの「いつかのみらい」は
けっこうなドンデンでした。
ミステリー、サスペンス、シリアスとありましたが
どれも読後感の良いものでした。
投稿者 rin5chan : 2019年5月20日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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