あえかに咲く桃の花 | 2019年3月30日 |
ここ金沢では四月三日までお雛様を飾ります。
箪笥に長持に重箱となんと立派なお道具でしょうか。
御所車。
茶道具。
駕籠。
鏡台と針箱。
贅の限りのお姫様のおこしいれですね。
金花糖は金沢ならではのお雛様のお菓子です。
鯛や蛤、野菜や果物とあいそうらしいことですね。
桃は邪気を払う魔除けの花とも言われているそうです。
金澤syugenそばのお庭でも
あえかに咲く桃の花が愛らしいことです。
金沢では旧暦に合わせという説と
前田利家公が三月三日が
ご命日であるからという言い伝えもあります。
2019年3月30日 カテゴリー: 和ごころ文化 | コメントはまだありません »
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「麦本三歩の好きなもの」 | 2019年3月29日 |
住野よるさんの「麦本三歩の好きなもの」は
「図書館勤務の麦本三歩のなにげない日常」と
紹介文通りおっちょこちょいな女の子の
穏やかでゆるーい日々のほのぼの系
だと最初は思いました。
けど、読み進むうちに「けっこう深い!」
と、感じるとこがいくつもありました。
三歩の好きなものが章ごとに
テーマになっていて
「麦本三歩は君が好き」では泣けます、かなり。
「(略)君を好きなままの私が、少なくともいるから、安心して、(略)」
この前後の言葉をかくとネタばれになるので
かけないのだけどとにかく感動しました。
三歩の友人を思う優しさは、なんてあたたかく
そして人を勇気づけられる強さがあるのでしょう。
三歩の成長してゆく様も好きでした。
まったりされたいかたにオススメの一冊です。
2019年3月29日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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車椅子で挙式のご案内 | 2019年3月28日 |
先日 白山比咩神社さん挙式の折に
車椅子でご案内をさせていただきました。
花嫁様の「是非に参列して欲しい」という
思いが叶って嬉しく思います。
続く、和田屋さんでのお食事会でも
お料理を楽しんでいただきまして
和やかな宴となりました。
大好きなお祖父様お祖母様も
一緒に過ごせて新郎新婦様もお幸せそうでした。
心配なことがおありな新郎新婦様は
どんなことでもお気軽にご相談くださいますように。
2019年3月28日 カテゴリー: 白山比咩神社 挙式 | コメントはまだありません »
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リクルート | 2019年3月27日 |
金澤syugenのホムペにリクルートのページが誕生しました。
パソコンバージョンのヘッダーは央佳さん&妙子さんです。
今までの新郎新婦様達にお写真での登場をお願いしました。
http://www.kanazawa-syugen.jp/recruit/
スクリーンショットでご紹介します。
花奈恵さん
この写真見て、うちの可愛い甥っ子に
将来のお嫁さん候補が現れれば
気がはやいって^^”
甥っ子ちゃんはまだティーンです。
尚ちゃん
スタッフ応募しそうになってもうたよ
尚ちゃんスマイルは大歓迎( •ॢ◡-ॢ)-♡
だけど、千葉から通えるかしらん・・・
奈々ちゃん
こうやって何回も写真を使って下さるおかげで、
結婚式を思い出させてもらえて嬉しいです
ホント写真って大事ですね。
石黒キャスターさんもご快諾くださいました。
NHKさん取材の折にはお世話になりました。
左上の写真はお仕事する沼っちゃんです。
わー!すごい!!かっこいいです!!!
ありがとうございます!!!!
なにやら、興奮気味ですね^^
一緒にお仕事をしてくださる仲間を募集します。
土日だけのアルバイトのご相談もくださいね。
2019年3月27日 カテゴリー: お知らせしたいこと | コメントはまだありません »
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「愛なき世界」 | 2019年3月26日 |
三浦しをんさんの「愛なき世界」は
料理人と研究者、登場する人々が
みな優しく愛にあふれています。
ビストロの大将は厳しいけれどいい人で
お芋を育てる教授の芋愛は微笑ましく
殺し屋風の松田教授の友情の話には
うるっときました。
苺のツブツブは種ではなく果実で
果実と思っていた香り良い赤い部分は
めしべの土台の茎のようなものだそうです。
そして、苺は野菜なんですって。
泉野には家庭菜園をされているお家が多くて
私は徒歩か自転車での通勤なので
草花から季節の訪れを知ることがあります。
特に野菜の花や実が好きで
苺の白い花を見つけた時は
なんと愛らしいことかと健気に育つ姿に感動しました。
「地球上の生物はみんな、光を食べて生きてる」
これいい言葉です、うつむかず前向きに
と、植物を通して愛について考えるお話でした。
2019年3月26日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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花嫁のれんを飾っての宴 | 2019年3月25日 |
徹也さん&宏美さんの「緑咢梅祝言」reportの四日目です。
和田屋さんではお部屋の囲炉裏でイワナを焼きます。
加賀に伝わる伝統の婚礼料理
雄鯛と雌鯛の「大鯛の唐蒸し」です。
武家文化の國ですので鯛の腹開きは
切腹を思わせると背開きにされています。
花嫁のれんをお部屋に飾っての宴は
艶やかなことでした。
麗しの宏美姫はにこやかに色んなポージングに
協力してくださいました。
オリジナルの金澤つまみ紗衣句の末広ブーケは
衣装に描かれている夫婦鶴とテーマの
緑咢梅をあしらったデザインです。
お嬢ちゃま達がお庭を愛でていらっしゃいます( •ॢ◡-ॢ)-♡。
タキシード君はお腹がいっぱいになって
読書を楽しんでいます。
お子様達が自由にノビノビできるのは
畳のお部屋での和婚式ならではですね。
徹也さんのご両親には感謝のお品として
金澤祝言花手毬こぼしを贈られました。
右奥にカメラをかまえていらっしゃいますのは
徹也さんのお姉様ご夫妻です。
千秋楽が謡われ大盃の儀にておひらきとなります。
徹也さん&宏美さんご結婚おめでとうございます。
お幸せな時間が流れ続けますようにと祈ります。
追記
お二人からヒルトンホテルさんの
バナナブレッド様をいただきました。
くるみが芳ばしいお菓子ありがとうございました( •ॢ◡-ॢ)-♡
2019年3月25日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース | コメントはまだありません »
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フォトジェニック賞の花嫁様 | 2019年3月24日 |
徹也さん&宏美さんの「緑咢梅祝言」reportの三日目です。
お子様達にお菓子のプレゼントです。
お二人のまなざしにお子様好きが伝わって来ます( •ॢ◡-ॢ)-♡。
お嬢ちゃま達が小さい手で新郎新婦様のお写真を
撮ってくれるのです。
女の子たちにはきれいなお嫁さんは憧れですよね。
「ほらみて」とお二人に撮れたての写真を
見せにきてくださいました。
お嬢様達のドレスもおしゃれさんでしたよ(*^▽^*)。
お二人のお衣装柄を加賀刺繍で表現した
金澤祝言花手毬こぼしを手のひらにのせての
お写真タイムもありました。
ひーふーみーヨイショと鏡開きです。
お二人の華やかな笑顔が花咲く
まさにフォトジェニック賞ですよね。
料理人さんの徹也さんらしく
鯛のオリジナルデザイン水引です。
ミニこも樽からは猫みくじです。
まずは、新郎新婦様からひいていただきました。
みなさんにも運だめしをしていただきました。
タキシードの紳士が胸にさしたのは
新種の蘭の花でメロンパンナです。
ご家族のテーブルに宏美さんのお衣装の
イメージで一輪ずつお花をあしらいました。
reportは明日に続きます。
2019年3月24日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース | コメントはまだありません »
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ハーブでお水合わせの祝言 | 2019年3月23日 |
昨日に引き続き、徹也さん&宏美さんの「緑咢梅祝言」reportです。
金澤modern水引のオリジナルデザイン水蝶は
雄蝶が緑咢梅、雌蝶がポピーです。
お二人が岡山旅行で訪れたポピー畑が
とても印象に残っていることをうかがいました。
「お花はみんな好き」といつもの鈴声で
宏美さんは話して下さいました♡(´▽`)♡
加賀に伝わる婚礼のならわしであるお水合わせの儀のアレンジです。
お水を注いでいただきましたのは
お二人ともお料理が大好きなのでハーブの鉢植えです。
和田屋さんでは杯ごとから宴が始まります。
女将さんから三つ組お杯のご案内です。
当主さんのかげ謡もろうろうと響きます。
引き杯で乾杯をされました。
お二人のプロフィール紹介では
徹也さんのご家族思いのエピソードが
なんとも優しくて微笑ましいことでした。
宏美姫のはにかんだ笑顔が愛らしいですね( •ॢ◡-ॢ)-♡。
初々しい花嫁様のお姿に和やかな雰囲気に包まれました。
reportは明日に続きます。
2019年3月23日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース | コメントはまだありません »
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清楚な梅の花一輪 花嫁様 | 2019年3月22日 |
徹也さん&宏美さんの「緑咢梅祝言」がありました。
リラックスされている宏美姫、笑顔が愛らしいことです。
さすが!お着物になれていらっしゃいますね。
和田屋さんからご出立です。
宏美さんが白無垢を纏われますと
馥郁たる清楚な梅の花一輪と言った風情でした。
白山比咩神社さんにて厳かなお式が執り行われました。
ご家族とのお顔合わせ的なご披露宴は
お二人のお好きな緑多めの装花で彩られました。
お水合わせの水蝶は緑咢梅とポピーの花
そして、こも樽は鯛と緑咢梅です。
お二人のお衣装を描いた金澤祝言花手毬こぼしが
高砂のお席に鎮座されます。
お二人の結婚式のreportは明日に続きます。
2019年3月22日 カテゴリー: 白山比咩神社 挙式 | コメントはまだありません »
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「ラヴレターズ」 | 2019年3月21日 |
「ラヴレターズ」は直木賞作家や
「え?あの二階堂ふみ?」のような
タレントさんの章もあるアンソロジーです。
壇密さんの恋文はダメダメな男性に
振り回されていた若き日が綴られていて
少し似たような経験がなくもないもので
懐かしい気持ちになりました。
あと、テレビでよく毒吐くコメンテーターが
案外と可愛らしい女性なんだなぁ
って思えたりもありました。
吉本ばななさんの恋文は好きでした。
さぁて、私が誰か一人にラヴレターを
かいてとどけられるとしたら・・・
5年前にお空に行った猫のモコちゃんに
とどけたいです。
今もモコを思い出さない日はありません。
ウチの坊主はモコと話す時には
お兄ちゃん風を吹かせていましたっけ。
モコにラヴレターをかきました。
良かったらお読みくださませ。
「お空のモコへ」
人間の勝手で捨てられたのに
人懐っこくってすぐにお兄ちゃんと仲良しになったね。
手のひらにのるくらい小さくて
初めての猫だったから風邪をひかせないようにと
母さんは膝掛けを腰に二重に巻いて
おヘソのあたりにモコを入れて仕事していたよ。
カンガルーの親子みたいだったね、きっと。
気持ち良く眠って目がさめると
小さな体ですばしっこくやんちゃもしたね。
可愛い顔してモコには狩猟本能があったよね。
母さんが歩いていると頭を低くして構えてて
狙っていることが目のはしに見えていても
気付かないふりをしてあげたよ。
腰を左右にふったあとピュッと走って来て
ベビーシュークリームみたいな小さな手で
母さんの片方のかかとを
チョンとつまんでシャッと逃げて行ったね。
母さんは「わぁ!」という驚くフリを忘れなかったよ。
そんな時「してやったり」と得意な顔していたね。
お兄ちゃんが夜遅くまで起きていた日は
嬉しくて嬉しくてナナメナナメに飛び上がる
ヘンテコな動き方したよね。
欽ちゃん走りのようだったよ。
一緒に寝ようと抱っこしてもしばらくすると
もういいよね?とばかりに猫らしい体制を
整える仕草のあと部屋から出てゆくんだよね。
それでいて明け方になると、
なんで一人にした・・・
と、メソメソ小さく啼きながら
部屋にやってきたね、毎日。
そんな時、可愛くってしかたなかったよ。
モコは母さんの感性をつちかってくれたと思っているよ。
ありがとう、本当にありがとう。
今も、自転車こいでいる時や歩いている時は
モコの可愛かったこと、
おかしかったことの思い出を取り出して
ニヤニヤ笑ったり
目に水の膜がはってきたりで
「いかんいかん」とこらえたりも度々。
怪しいヤツかもね^^。
モコ、ずっとずっと大好きだよ
いつかきっとまた会えるよね。
そしたら、抱っこしてモコのにほいを
吸い込んでお昼寝したいな
それが母さんの夢だよ。
母さんより
2019年3月21日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »